”Drive my car”を観ました ２回
隣の席はひとつとびに空けてありますが
結構うまっていました
オスカー受賞後は注目度が高い
日常が淡々とつながっていく 目を引くような
きらきらなシーンもないし
ここに注目！みたいな過度な音楽も少ない
カメラワークもさりげないので
一度見ただけでは 伝えたいことを
理解できなかったです
すごいです
劇中のワーニャ伯父さんの演劇のセリフが
リアルの登場人物の
"今"にリンクしている
その古典が投げる台詞が
吐いている人の
内側に突き刺さるみたいに
表向き平静 だけど
微妙に変化している関係性を
正視できない
うっすら見えてくる現実と事実が
自分を傷つけそうだからとわかるから
西島くん演じる男は 人前で怒ったりしないし
表情に出したりしないと制御しているんだけど
五感はそれを察知しちゃうんだなー
制御できない
耐えられない
反応しちゃう
そんな内側だけで沸騰しているけれど
他人には伝わらない熱を
妻は不満に感じていてのかも
いつも凪いでいる海
高い波に乗り 怖さを克服したかった
傷ついてもそうしたかった
一度でいいから体験してみたかった
そんなやり方で理解しあいたかったのかも
わかり合えないまま
2人は今世で、別れてしまった
#ドライブマイカー #映画
